2/25/2009

自転車の取扱説明書

よく考えると不思議なのだけど、
自転車の取扱説明書を僕は読んだことがない。いや、そもそも今乗っているものも「自転車」とは言いがたいのかもしれないが、説明書が付属していなかったなぁ、と思った。自分の足の拡張である自転車のメンテナンスをしようとふと思ったときに、どうすればいいのか分からない。機能として「自転車」の要求を満たしているものが、本当に自転車足りえているのかを調べるすべを私は知らないのだ。もっというと、この「自転車」が妥当なものか分からないのだ。今にして思うと、私はメンテナンスというものを行った覚えがない、さまざまなものに対して。これで機械や論理的なものが好きだというのはお笑い種かもしれない。またなにかを大切にしていると発言することすらおこがましいのかもしれない。
なぜこんな話をしているのかを少し言おう。最近、自転車をこよなく愛する人のブログを読むたびにすこしづつ、信頼という思考停止状態に疑問を感じるようになってきた。まぁ、その人の文言はキツイのだが。その人が主張することの1つである、「自転車が楽しいこと」に関しては、異論はない。これほど単純で明白で便利なものはないのだ。そういう意味で言うとどのようなものも道具としてあるには意義があるんだ。でもその道具はその意義と「生命」を持っていると思う。それゆえその道具を活かしきれる環境が整わないとそれはそれで道具に悪い気がする。
じゃあ翻って、PCについてはどうだ?こいつのメンテも難しいなぁ。オーバーフォールするには経年している歴史が再構築に難ありで、困る。・・・ところでPCの固有なものってなんだ?

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