つらつらと
読書をしながら線を引いたり、
ノートを取ったり、
最近は読むという行為から一歩踏み込んで、
能動的に取り組んでいる。
しかしこの行為をすればするほど、
まとめるという行為が如何に難しいのかが、
明瞭になってくる。
まとめるために能動的に取り組んでいるのではないが、
ノートの分量は増えるし、書き込みも増えてくる。
そうなるとやはり視認性が落ちるし、網羅性も悪くなる。
だんだん頭の中が混線しているような感覚に囚われる。
そういう感覚を契機にして、ふっと、まとめようと思う。
しかし此処に至って、自分が如何に濃度の低い読書をしているのか
突きつけられる。うまくまとめられないのだ。
まとめようにもそれらをまとめていくための柱がうまく決められない。
作者の考えをなぞりながらも、自分の言葉で補足と訂正をおこなうのだが、
事柄をまとめていくための柱と道筋がうまくまとめられない。
なかなかままならぬのだ。
高等教育を受けさせてもらってはいたのだが、
この程度のことも満足できないことに情け無さを感じるが、
しかしやらねばならぬから、じりじり道を登るしかないのである。
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